私とホストの私の心が温まる物語
最近は、ユニットのクラブロミオを追いかけている私ですが、そもそも最初のきっかけは7年前にホストという職種の方と知り合ったことで、ホストクラブに行っていた時期もありました。
その時のちょっとしたエピソードです。特に、激しくもなく、壮絶でもなく、恋のお話でもなく、私にとって大切な話です。
ちなみに、ロミオグループのお店にしか行ったことがないので、ホスト全般に詳しいわけではありません。
ホストクラブに行くと、指名をするわけですが、指名したホストがずっと隣にいるわけではないので、いろんなホストとお話する機会があります。
私がお店に行っていた時期は、私が20代後半から30歳までで、お店に行っていた最初の頃は同世代のホストもいましたが、指名したホストが留守の時についてくれるのは、20代前半の本当に若い子が多かったです。
そんな中で、最初にテーブルについてもらった時に、この子大丈夫かなあ、と思ったぐらい、ちょっと傷つき過ぎているというか、不安定な印象の子がいました。
年に何回もお店に行っていた時期だったので、何度かお店でテーブルについてもらいました。
しばらくして、私はお店に行かなくなったのですが、ユニットが結成されて、ライブの時に、再会しました。
「元気そうだねー」と声をかけたら「元気じゃないと」と、キリッとした顔で答えてくれました。
それから、また少したって、今年の夏、バーで再会しました。その時は、彼はお店はやめていたのですが、すっかり、しっかりしていて、強くなった印象でした。
それが、本当に嬉しかったです。
みんながみんな、清流で成長するわけでなく、ユニットの曲の「Lotus」の解説にもありますが、「泥水の中から美しい花を咲かせる」タイプもいるんだろうなと思います。
最後はちょっと強引にまとめましたが、とにかく、彼が、歌舞伎町で元気になって巣立っていったことが、私は、どういう目線かわかりませんが、嬉しいという話です。
写真は、ユニットのメンバーと私です。